重点取組み事項

組合員・地域とともに食と農を支える協同の力
~協同活動と総合事業の好循環~

 令和7年度は、引き続き「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として持続可能な農業の実現 や豊でくらしやすい地域共生社会の実現、協同組合としての役割発揮する姿をめざします。また、多様化 する地域・農業の実態やJAの経営環境の変化を踏まえ創意工夫ある取り組みをします。
 今、ロシアのウクライナ侵攻や中東地域の紛争、円安基調の影響などにより、資源や食料を始めとする輸入に起因する原料、商品の更なる物価高に見舞われています。一昨年から何度も多くの食料品を始めとする商品が値上がりし、生活・建設・農業関連商品等の度重なる値上げやエネルギー関連の必需品の価格の高止まりなど、多くのものが物価上昇に見舞われています。特に食料品においては、国内、輸入品とも顕著な値上がりとなっています。食を支える農業は、その基幹を担っており、JAとしても食料確保の観点から対策を講じなければなりません。
 JAは、食料・農業・農村の維持も含め地域の活性化の一翼を担っています。当JAは、食と農を基軸として地域に根ざした協同組合として総合力を発揮し、あるべき姿をめざして取り組みます。
 今年度は中期3ヶ年計画の初年度にあたり、「組合員・地域とともに食と農を支える協同の力」をテーマに3つの柱を基本目標とし、実現に向け「協同活動と総合事業の好循環」に取り組みます。さらなる持続的な食料・農業・農村や地域の活性化に向けて、組合員の声をもとに事業・活動を展開します。そして、JAがこれまで担ってきたサービスや生活インフラ機能を持続・充実し、様々な課題に対応するため、地域の多様な組織と連携しながら活動をします。

基本目標

  1. 持続可能な農業の実現
  2. 豊でくらしやすい地域共生社会の実現
  3. 協同組合としての役割発揮

重点実施事項

  1. 「農業所得の増大」および「安全・安心な国産農畜産物」の安定供給
  2. くらしへの貢献、地域社会の活性化による持続的発展
  3. 持続可能な経営基盤の確立
  4. 「食料安全保障の確保」「適正な価格形成」「協同組合の役割や価値」に対する理解の醸成
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